ついこの間まで暑い暑いと言っていたような気がしますが、さすがに10月になると朝晩はかなり涼しく感じられます。
さて、対馬のいきものたちのカレンダー、10月に登場するのはツシマテンです。
ツシマテンは、対馬に生息する野生の食肉目3種の中で、全島的に最もよく見られる動物だと思います。
そのためか、写真もよく撮られているようで・・・カレンダーにも度々登場しています。
・2012年7月9日投稿「7月のツシマテン」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/07/7_09.html
・2012年8月18日投稿「8月のカレンダーはツシマテンとヒゴタイ」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/08/8.html
・2012年12月14日投稿「12月、今年最後のカレンダー」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/12/12.html
しかし、夏毛と冬毛ですっかり雰囲気が違いますし、個体によって、また角度や背景によって、それぞれ違った写真をお楽しみいただけるものと思います。
今回の写真は道路脇で撮影されたのでしょうか。
こんな急斜面でも、ツシマテンはぴょこぴょこと登っていく事があります。
ツシマヤマネコはうまく登れないようですが、普段は爪が出ていないからではないかと思います。
これからの季節は、ツシマヤマネコの交通事故が増える傾向にあります。
ツシマテンが轢かれてもニュースになることはありませんが、ツシマヤマネコよりもずっと多く轢かれています。
動物たちのためにも、ドライバーさんの安全のためにも、どうぞゆっくり運転してください。
ちなみに来年のカレンダーですが、これまでとは少し違った形で作ることを計画中だそうです。
そろそろ新しいカレンダーが発売される頃になってきました。
詳細はまたお知らせしますので、ぜひ来年も対馬のカレンダーをご利用ください♪
お知らせ
★お知らせ
【2015年カレンダーは2種類!】A4ポスタータイプ(縦)と2013年までと同様のA4冊子タイプ(横、上開き)の2タイプです。全部がツシマヤマネコの写真です。
冊子タイプは間もなく完売です!
2013年10月3日木曜日
2013年9月6日金曜日
9月のカレンダーはツシマジカ
9月になり、少しずつ風がさわやかになってきたように感じるのは気のせいでしょうか。
(ご無沙汰してしまい、見えないはずの皆さんの目が冷たく感じられるのでしょうか・・・冷汗)
今月のカレンダーはツシマジカです。
ツシマジカは、2012年2月のカレンダーにも登場しています。
・2012年2月1日「2月のカレンダーはこれ!」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/02/2.html
この時は上半身(前半身?)のアップでしたが、今年のツシマジカは森の中に隠れている感じです。
ぱっと見ただけではどこにいるの?と思ってしまいますね。
シカは全国的に数が増え、大きな問題になっています。
その「害」は、餌として多くの植物を食べてしまう事です。
農作物や林業への被害の他に、最近注目されているのが自然植生への「害」です。
森林の更新を妨げたり、希少な植物の数を減らしたり、下層植生がなくなる事によって土砂災害を引き起こす可能性も指摘されています。
対馬でも、イノシシの影響と相まって、大きな問題の1つです。
かつては長崎県の天然記念物にも指定されていましたが、現在はこの指定も解除され、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)に基づいた、「特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画」が立てられ、個体数調整の対象になっています。
・長崎県鳥獣対策のコーナー:各種計画
http://www.n-nourin.jp/ah/sesaku/nouseika/tyoujyuu/planning.html
ただ、個体数調整の目的は絶滅や根絶ではありません。
特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画でも「シカ個体群の低密度化による安定的な維持を行い、人間とシカとの軋轢を解消しながら両者の共存を図ることを目的とする」と書かれています。
ツシマジカは、ニホンジカの亜種として Cervus nippon pulchellus という学名が使われる事もあるそうです(キュウシュウジカ Cervus nippon nippon と同じ亜種だとする説もあります)。
つまり、ずっと対馬で暮らしてツシマジカになったので、対馬以外に生息地はないわけです。
色々と問題はあり、それはそれで困るのですが、ツシマヤマネコだけでなくツシマジカも、そのほかの様々な動植物も、人も、ずっと暮らしていける対馬であってほしいなぁと思います。
(ご無沙汰してしまい、見えないはずの皆さんの目が冷たく感じられるのでしょうか・・・冷汗)
今月のカレンダーはツシマジカです。
ツシマジカは、2012年2月のカレンダーにも登場しています。
・2012年2月1日「2月のカレンダーはこれ!」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/02/2.html
この時は上半身(前半身?)のアップでしたが、今年のツシマジカは森の中に隠れている感じです。
ぱっと見ただけではどこにいるの?と思ってしまいますね。
シカは全国的に数が増え、大きな問題になっています。
その「害」は、餌として多くの植物を食べてしまう事です。
農作物や林業への被害の他に、最近注目されているのが自然植生への「害」です。
森林の更新を妨げたり、希少な植物の数を減らしたり、下層植生がなくなる事によって土砂災害を引き起こす可能性も指摘されています。
対馬でも、イノシシの影響と相まって、大きな問題の1つです。
かつては長崎県の天然記念物にも指定されていましたが、現在はこの指定も解除され、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)に基づいた、「特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画」が立てられ、個体数調整の対象になっています。
・長崎県鳥獣対策のコーナー:各種計画
http://www.n-nourin.jp/ah/sesaku/nouseika/tyoujyuu/planning.html
ただ、個体数調整の目的は絶滅や根絶ではありません。
特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画でも「シカ個体群の低密度化による安定的な維持を行い、人間とシカとの軋轢を解消しながら両者の共存を図ることを目的とする」と書かれています。
ツシマジカは、ニホンジカの亜種として Cervus nippon pulchellus という学名が使われる事もあるそうです(キュウシュウジカ Cervus nippon nippon と同じ亜種だとする説もあります)。
つまり、ずっと対馬で暮らしてツシマジカになったので、対馬以外に生息地はないわけです。
色々と問題はあり、それはそれで困るのですが、ツシマヤマネコだけでなくツシマジカも、そのほかの様々な動植物も、人も、ずっと暮らしていける対馬であってほしいなぁと思います。
2013年5月8日水曜日
5月のカレンダーはイタチと対州馬
大型連休も終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は晴天続きのおかげで鳥の渡りが不調だったようですね・・・。
(天気がいいと、対馬を経由せずに渡ってしまうのだそうです)
さて、遅くなりましたが5月のカレンダーをご紹介します。
今月はチョウセンイタチです。
2012年カレンダーの10月にも登場しています(写真は違います)。
チョウセンイタチについてはこの時に書いていますので、こちらもご覧ください。
・2012年10月24日投稿「10月のカレンダーはチョウセンイタチ」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/10/10.html
イラストは対州馬(たいしゅうば/たいしゅううま)ですね。
「対州」は「対馬国」の異称です。
「対州国」は魏志倭人伝にも登場しているそうで、歴史が感じられますね。
日本の在来馬は8種だそうですが、対州馬はその1つで、平坦な土地の少ない対馬では農耕に、荷物の運搬に、大活躍していたそうです。
今では少なくなりましたが、美津島町のあそうベイパークや上県町の目保呂ダム馬事公園で飼育されており、目保呂ダム馬事公園では乗馬体験もできるそうです。
また、対馬初午祭では上県町瀬田地区に伝わる伝統行事として、「馬とばせ」という対州馬のレースが行われます。
・あそうベイパーク:対州馬について
http://asoubaypark.com/umanituite.html
・長崎観光ポータルサイト長崎旅ネット:対州馬乗馬体験
http://nagasaki-tabinet.com/guide/1043/
・対州馬保存会facebook
https://ja-jp.facebook.com/tsushimahorse
・対州馬・飼育員日記
http://blog.goo.ne.jp/asoubay
初午祭は毎年10月の第3日曜日に開かれており、今年の初午祭は10月20日との事。
対馬の各地で色々なお祭りが開かれています。
島外の方はもちろん、島内にいてもなかなか行かない場所もあると思うので、気になるお祭りにあわせて対馬観光というのはいかがでしょうか。
・対馬観光物産協会:直近のイベント情報
http://www.tsushima-net.org/event/schedule.php
今年は晴天続きのおかげで鳥の渡りが不調だったようですね・・・。
(天気がいいと、対馬を経由せずに渡ってしまうのだそうです)
さて、遅くなりましたが5月のカレンダーをご紹介します。
今月はチョウセンイタチです。
2012年カレンダーの10月にも登場しています(写真は違います)。
チョウセンイタチについてはこの時に書いていますので、こちらもご覧ください。
・2012年10月24日投稿「10月のカレンダーはチョウセンイタチ」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/10/10.html
イラストは対州馬(たいしゅうば/たいしゅううま)ですね。
「対州」は「対馬国」の異称です。
「対州国」は魏志倭人伝にも登場しているそうで、歴史が感じられますね。
日本の在来馬は8種だそうですが、対州馬はその1つで、平坦な土地の少ない対馬では農耕に、荷物の運搬に、大活躍していたそうです。
今では少なくなりましたが、美津島町のあそうベイパークや上県町の目保呂ダム馬事公園で飼育されており、目保呂ダム馬事公園では乗馬体験もできるそうです。
また、対馬初午祭では上県町瀬田地区に伝わる伝統行事として、「馬とばせ」という対州馬のレースが行われます。
・あそうベイパーク:対州馬について
http://asoubaypark.com/umanituite.html
・長崎観光ポータルサイト長崎旅ネット:対州馬乗馬体験
http://nagasaki-tabinet.com/guide/1043/
・対州馬保存会facebook
https://ja-jp.facebook.com/tsushimahorse
・対州馬・飼育員日記
http://blog.goo.ne.jp/asoubay
初午祭は毎年10月の第3日曜日に開かれており、今年の初午祭は10月20日との事。
対馬の各地で色々なお祭りが開かれています。
島外の方はもちろん、島内にいてもなかなか行かない場所もあると思うので、気になるお祭りにあわせて対馬観光というのはいかがでしょうか。
・対馬観光物産協会:直近のイベント情報
http://www.tsushima-net.org/event/schedule.php
2013年2月5日火曜日
2月のカレンダー
2月のカレンダーをご紹介します。
今月の写真はマナヅルです。
マナヅル(ツル目ツル科、学名:Grus vipio)は漢字で書くと真鶴(または真名鶴)、本当のツルという意味なのでしょうか?
英名はWhite-naped crane、うなじが白いツルという意味です。
全長が1.2m、羽を広げると2mにもなる大型の鳥です。
中国やロシアで繁殖し、日本には秋になるとやって来て、冬を越したら春にまた大陸に戻っていきます。
日本での最大の越冬地は鹿児島県の出水ですが、山口県周南市などでも越冬しているようです。
日本以外でも越冬していますが、出水で越冬するのは全個体数の半数に及ぶそうです。
しかし、同じ場所に集中していると、病気が蔓延した場合に一気に個体数が減少してしまうおそれがあるため、越冬地を分散させる取り組みが行われています。
・日本野鳥の会:ナベヅル・マナヅル分散プロジェクト
http://www.wbsj.org/nature/kisyou/crane/index.html
マナヅルは環境省や長崎県のレッドリストでは、どちらも「絶滅危惧Ⅱ類(VU:Vulnerable)」に挙げられています。
しかし、渡り鳥ですから国内だけでの取り組みでは不十分です。
中国とは「日中渡り鳥保護協定」、ロシアとは「日露渡り鳥保護条約」が結ばれていて、マナヅルやナベヅルだけでなく、オオワシやコハクチョウなど、多くの種が対象になっています。
そのほか、ワシントン条約(正式名称:絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)では、商業目的の国際取引を禁止する対象種のリストである附属書Ⅰに掲載されています。
・EICネット 環境用語集:日中渡り鳥保護協定
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2056
・EICネット環境用語集:日ソ渡り鳥保護条約
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2055
対馬では、大陸とこれらの越冬地との往復の際に羽休めをする個体が見られます。
特に上県町佐護平野は有名です。
たくさんのマナヅルが一夜を過ごし、飛び立つ様子を見てみませんか?できればその目で!
・長崎新聞HP 2009年2月24日の長崎のニュース:【動画】北帰行のマナヅル一休み 対馬・佐護で280羽
http://www.nagasaki-np.co.jp/douga/20090223/07.shtml
その他、対馬の野鳥については↓をごらんください(関連サイトのリンクもあります)。
・対馬観光物産協会 対馬の自然:対馬の野鳥
http://www.tsushima-net.org/nature/bird.php
今月の写真はマナヅルです。
マナヅル(ツル目ツル科、学名:Grus vipio)は漢字で書くと真鶴(または真名鶴)、本当のツルという意味なのでしょうか?
英名はWhite-naped crane、うなじが白いツルという意味です。
全長が1.2m、羽を広げると2mにもなる大型の鳥です。
中国やロシアで繁殖し、日本には秋になるとやって来て、冬を越したら春にまた大陸に戻っていきます。
日本での最大の越冬地は鹿児島県の出水ですが、山口県周南市などでも越冬しているようです。
日本以外でも越冬していますが、出水で越冬するのは全個体数の半数に及ぶそうです。
しかし、同じ場所に集中していると、病気が蔓延した場合に一気に個体数が減少してしまうおそれがあるため、越冬地を分散させる取り組みが行われています。
・日本野鳥の会:ナベヅル・マナヅル分散プロジェクト
http://www.wbsj.org/nature/kisyou/crane/index.html
マナヅルは環境省や長崎県のレッドリストでは、どちらも「絶滅危惧Ⅱ類(VU:Vulnerable)」に挙げられています。
しかし、渡り鳥ですから国内だけでの取り組みでは不十分です。
中国とは「日中渡り鳥保護協定」、ロシアとは「日露渡り鳥保護条約」が結ばれていて、マナヅルやナベヅルだけでなく、オオワシやコハクチョウなど、多くの種が対象になっています。
そのほか、ワシントン条約(正式名称:絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)では、商業目的の国際取引を禁止する対象種のリストである附属書Ⅰに掲載されています。
・EICネット 環境用語集:日中渡り鳥保護協定
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2056
・EICネット環境用語集:日ソ渡り鳥保護条約
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2055
対馬では、大陸とこれらの越冬地との往復の際に羽休めをする個体が見られます。
特に上県町佐護平野は有名です。
たくさんのマナヅルが一夜を過ごし、飛び立つ様子を見てみませんか?できればその目で!
・長崎新聞HP 2009年2月24日の長崎のニュース:【動画】北帰行のマナヅル一休み 対馬・佐護で280羽
http://www.nagasaki-np.co.jp/douga/20090223/07.shtml
その他、対馬の野鳥については↓をごらんください(関連サイトのリンクもあります)。
・対馬観光物産協会 対馬の自然:対馬の野鳥
http://www.tsushima-net.org/nature/bird.php
2012年12月14日金曜日
12月、今年最後のカレンダー
今年もあと○日・・・というのを耳にするようになりました。
そんな師走のカレンダーはこちら↓
柿の木に登っているツシマテンです。
今年のカレンダーには2回目の登場で、7月の左下に出てきています。
この時は夏毛ですが、すっかり冬毛になったツシマテンは別の動物のようにも見えますね。
・7月9日投稿「7月のツシマテン」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/07/7_09.html
冬毛のツシマテンは頭が白い事から、昔は「わたぼうしかぶり」と呼ばれていました。
そして「やまねこ」とも。
昔はツシマヤマネコもツシマテンも「やまねこ」で、ツシマヤマネコが「とらやま(虎毛のやまねこ)」、ツシマテンは「わたぼうしかぶり」と呼んで区別していたそうです。
今でも年輩の方にはそう呼んでいる方もいるようですが、若い人は知らない人もいるかもしれません。
ツシマテンは、食肉目イタチ科テン属に分類されます。
テンの仲間は、食肉目の中でもかなり植物を食べていて、特に果実が豊富な秋には、食べ物として利用するのは果実が中心になるようです。
柿の種が入った糞もよく落ちています。
野イチゴが多い5月頃の糞は、イチゴジャムみたいに赤くていい香りです(笑)。
ツシマテンの糞は対馬のいたるところに落ちていますので、中に何が入っているか、見てみませんか?
そんなところで季節を感じるのも面白いのではないでしょうか。
そんな師走のカレンダーはこちら↓
柿の木に登っているツシマテンです。
今年のカレンダーには2回目の登場で、7月の左下に出てきています。
この時は夏毛ですが、すっかり冬毛になったツシマテンは別の動物のようにも見えますね。
・7月9日投稿「7月のツシマテン」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/07/7_09.html
冬毛のツシマテンは頭が白い事から、昔は「わたぼうしかぶり」と呼ばれていました。
そして「やまねこ」とも。
昔はツシマヤマネコもツシマテンも「やまねこ」で、ツシマヤマネコが「とらやま(虎毛のやまねこ)」、ツシマテンは「わたぼうしかぶり」と呼んで区別していたそうです。
今でも年輩の方にはそう呼んでいる方もいるようですが、若い人は知らない人もいるかもしれません。
ツシマテンは、食肉目イタチ科テン属に分類されます。
テンの仲間は、食肉目の中でもかなり植物を食べていて、特に果実が豊富な秋には、食べ物として利用するのは果実が中心になるようです。
柿の種が入った糞もよく落ちています。
野イチゴが多い5月頃の糞は、イチゴジャムみたいに赤くていい香りです(笑)。
ツシマテンの糞は対馬のいたるところに落ちていますので、中に何が入っているか、見てみませんか?
そんなところで季節を感じるのも面白いのではないでしょうか。
2012年10月31日水曜日
10月のカレンダーその2:アムールカナヘビ
10月ももうほんのわずかで終わろうとしているところですが・・・
駆け込みで今月のカレンダー左下にいるアムールカナヘビをご紹介します。
アムールカナヘビ(学名:Takydromus amurensis)は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目カナヘビ科クサ カナヘビ属に分類されるカナヘビです。
日本では対馬にだけ分布していますが、沿海州(ロシア極東部)アムール川周辺から朝鮮半島に分布しています。
種小名 amurensis は「アムール産の」のという意味です。
環境省第4次レッドリスト(2012)では準絶滅危惧(NT:現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件 の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)になっています。
長崎県のレッドリストでは、2001年に準絶滅危惧(NT)だったものが、2011年の改定で絶滅危惧Ⅱ類(VU:絶滅の危険が増大している種)にランクアップしています。
長崎県の2001年レッドリストによると、対馬の中でも分布に偏りがあり、南部では見られないようです。
沢沿いの草むらなどを好むようですが、非常 に臆病で危険を感じると俊敏な動きで穴の中などに逃げ込みむそうです。
・じゃぷれっぷ in FIELD Star :アムールカナヘビ
http://homepage3.nifty.com/jap rep/lizard/kanahebi/text/amu- ru.htm
また、「カナヘビ属(Takydromus)の中では若干変わっていて、 地中の穴を利用することが多く、すぐに穴に隠れる。そのような穴 がある好適なハビタットが少ないので、林道開発などの影響を受け ている。」のだそうです。
・東海大学札幌校舎 竹中研究室:日本のカナヘビ類
http://members3.jcom.home.ne.j p/takydromus-sp/takydromus.htm l
アムールカナヘビも、ツシマヤマネコと同じように大陸と陸続きの時に対馬にやってきて、海面の上昇によって対馬が島になってからも(約10万年前と言われています)、ずっとこの島で暮らしている動物です。
時々ツシマヤマネコに食べられているようですが、こうした動物たちがいるからこそ、ツシマヤマネコも生きていけるのです。
また、昆虫などのさらに小さな動物がアムールカナヘビを支えています。
ずっと対馬に生息してきた色々な動植物が(時には食べたり食べられたりしながら)、いつまでも暮らせる対馬であってほしいなぁと思います。
駆け込みで今月のカレンダー左下にいるアムールカナヘビをご紹介します。
アムールカナヘビ(学名:Takydromus amurensis)は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目カナヘビ科クサ
日本では対馬にだけ分布していますが、沿海州(ロシア極東部)アムール川周辺から朝鮮半島に分布しています。
種小名 amurensis は「アムール産の」のという意味です。
環境省第4次レッドリスト(2012)では準絶滅危惧(NT:現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件
長崎県のレッドリストでは、2001年に準絶滅危惧(NT)だったものが、2011年の改定で絶滅危惧Ⅱ類(VU:絶滅の危険が増大している種)にランクアップしています。
長崎県の2001年レッドリストによると、対馬の中でも分布に偏りがあり、南部では見られないようです。
沢沿いの草むらなどを好むようですが、非常
・じゃぷれっぷ in FIELD Star :アムールカナヘビ
http://homepage3.nifty.com/jap
また、「カナヘビ属(Takydromus)の中では若干変わっていて、
・東海大学札幌校舎 竹中研究室:日本のカナヘビ類
http://members3.jcom.home.ne.j
アムールカナヘビも、ツシマヤマネコと同じように大陸と陸続きの時に対馬にやってきて、海面の上昇によって対馬が島になってからも(約10万年前と言われています)、ずっとこの島で暮らしている動物です。
時々ツシマヤマネコに食べられているようですが、こうした動物たちがいるからこそ、ツシマヤマネコも生きていけるのです。
また、昆虫などのさらに小さな動物がアムールカナヘビを支えています。
ずっと対馬に生息してきた色々な動植物が(時には食べたり食べられたりしながら)、いつまでも暮らせる対馬であってほしいなぁと思います。
2012年10月27日土曜日
第7回投票結果+「ネコ」って?
第7回投票「あなたはイヌ派?ネコ派?」、9月末から受け付けていた投票は25日に締め切りました。
投票数は・・・ない・・・0です。
しかし、締め切り前日には3票入っていたのです!
どうやら何らかのエラーが発生したようです(涙)。
そのため、私の記憶に基づいて結果発表します。
直前に投票していただいた方もいたかもしれませんが、そして私の記憶がまちがっているかもしれませんが、どうぞご容赦ください。
選択肢と投票数は以下の通りです。
・イヌ派 0票
・ネコ派 2票(66.7%)
・どちらでもない 1票(33.3%)
ツシマヤマネコのブログですから、ネコ派が多いのは予想通りです。
でも、「ネコ」って何を指すのでしょう?
イエネコ?ヤマネコ?小型ネコ?(ライオン・トラなどを大型ネコ、ヤマネコ・イエネコやピューマなどを小型ネコと呼んだりします)
イヌとネコと並べて書いたので、「イヌ科」「ネコ科」と思われた方もいたかもしれませんね。
生き物の名前は、国によって呼び方が変わりますが、学術的にはそれらを統一するためにラテン語を使って命名されています。
また、似たものをまとめたグループにも名前がつけられています。
ツシマヤマネコの場合、脊椎動物の哺乳類の食肉類のネコ科のベンガルヤマネコの亜種のツシマヤマネコなどと言ったりしますが、学術的に書くと・・・
動物界 Animalia
脊椎動物門 Chordata
哺乳鋼 Mammalia
食肉目 Carnivora
ネコ科 Felidae
ベンガルヤマネコ属 Prionailurus
ベンガルヤマネコ Prionailurus bengalensis
ツシマヤマネコ(アムールヤマネコ) Prionailurus bengalensis euptilurus
となります。
正確に言うと、私が使っているのはこれですが、研究者によって分け方が異なったり、それぞれのグループの名前が違っていたりします。
そのため、文部省(現 文部科学省)がこれらの用語を統一するために、「学術用語集」というのを出しています。
動物学についての最新版は、1988年丸善出版発行、文部省・日本動物学会編の「学術用語集 動物学編(贈訂版)」なのですが、この時に「目」以下の名前はそれまでに使われていた漢字の名前から、それぞれの動物群を代表する動物名のカナ書きに変える改定がされました。
そして「食肉目」は「ネコ目」とされたのです!
なので、ネコと言えば食肉類と思う方もいるかもしれません。
つまり、イヌもネコ!・・・かも?
しかし、日本哺乳類学会はこの「文部省式カタカナ目名」は混乱を招く恐れがあるなどの理由から批判的で、種名・標本検討委員会の中に目名問題検討作業部会を作り、日本語名称を提案しています。
そして、食肉目は「ネコ目」とするよりも「食肉目」のままがいい、としています。
・哺乳類の高次分類群および分類階級の日本語名称の提案について(哺乳類科学、43(2):127-134、2003)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/43/2/43_2_127/_pdf
(10/28 リンクを貼り直しました)
イヌとネコは仲間(同じ目)ですけど、イヌがネコの類(ネコ目)というのはやっぱり抵抗がありますね。
投票数は・・・ない・・・0です。
しかし、締め切り前日には3票入っていたのです!
どうやら何らかのエラーが発生したようです(涙)。
そのため、私の記憶に基づいて結果発表します。
直前に投票していただいた方もいたかもしれませんが、そして私の記憶がまちがっているかもしれませんが、どうぞご容赦ください。
選択肢と投票数は以下の通りです。
・イヌ派 0票
・ネコ派 2票(66.7%)
・どちらでもない 1票(33.3%)
ツシマヤマネコのブログですから、ネコ派が多いのは予想通りです。
でも、「ネコ」って何を指すのでしょう?
イエネコ?ヤマネコ?小型ネコ?(ライオン・トラなどを大型ネコ、ヤマネコ・イエネコやピューマなどを小型ネコと呼んだりします)
イヌとネコと並べて書いたので、「イヌ科」「ネコ科」と思われた方もいたかもしれませんね。
生き物の名前は、国によって呼び方が変わりますが、学術的にはそれらを統一するためにラテン語を使って命名されています。
また、似たものをまとめたグループにも名前がつけられています。
ツシマヤマネコの場合、脊椎動物の哺乳類の食肉類のネコ科のベンガルヤマネコの亜種のツシマヤマネコなどと言ったりしますが、学術的に書くと・・・
動物界 Animalia
脊椎動物門 Chordata
哺乳鋼 Mammalia
食肉目 Carnivora
ネコ科 Felidae
ベンガルヤマネコ属 Prionailurus
ベンガルヤマネコ Prionailurus bengalensis
ツシマヤマネコ(アムールヤマネコ) Prionailurus bengalensis euptilurus
となります。
正確に言うと、私が使っているのはこれですが、研究者によって分け方が異なったり、それぞれのグループの名前が違っていたりします。
そのため、文部省(現 文部科学省)がこれらの用語を統一するために、「学術用語集」というのを出しています。
動物学についての最新版は、1988年丸善出版発行、文部省・日本動物学会編の「学術用語集 動物学編(贈訂版)」なのですが、この時に「目」以下の名前はそれまでに使われていた漢字の名前から、それぞれの動物群を代表する動物名のカナ書きに変える改定がされました。
そして「食肉目」は「ネコ目」とされたのです!
なので、ネコと言えば食肉類と思う方もいるかもしれません。
つまり、イヌもネコ!・・・かも?
しかし、日本哺乳類学会はこの「文部省式カタカナ目名」は混乱を招く恐れがあるなどの理由から批判的で、種名・標本検討委員会の中に目名問題検討作業部会を作り、日本語名称を提案しています。
そして、食肉目は「ネコ目」とするよりも「食肉目」のままがいい、としています。
・哺乳類の高次分類群および分類階級の日本語名称の提案について(哺乳類科学、43(2):127-134、2003)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/43/2/43_2_127/_pdf
(10/28 リンクを貼り直しました)
イヌとネコは仲間(同じ目)ですけど、イヌがネコの類(ネコ目)というのはやっぱり抵抗がありますね。
2012年10月24日水曜日
10月のカレンダーはチョウセンイタチ
すっかりご無沙汰してしまい、10月ももうあと1週間ですが・・・今月のカレンダーの「チョウセンイタチ」をご紹介します。
対馬に生息する在来の食肉目の動物は、ツシマヤマネコとツシマテン、そしてチョウセンイタチの3種です。
ツシマヤマネコとツシマテンは、文化財保護法で国の天然記念物に指定されていますが、チョウセンイタチは指定されていません。
しかし、環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種(NT)「存続基盤が脆弱な種」になっています。
チョウセンイタチ(学名:Mustela sibirica coreana)は、世界的にみるとかなり広く分布しており、「タイリクイタチ」や「シベリアイタチ」とも呼ばれる事があるようですが(和名をシベリアイタチとした方がよいという人もいるようです)、日本での自然分布は対馬だけです。
対馬(島)という限られたにいるため、準絶滅危惧種になっているのだと思います。
ただし、「自然分布は」と書いたのは、本州西部や四国・九州やその周辺の島に、大陸から移入した(させられた?)らしいチョウセンイタチいるからです。
そして、そういった地域には在来種のイタチ(Mustela itatsi )がいて、近年は外来種であるチョウセンイタチが優勢になったせいで山間部に追いやられているのだそうです(阿部ら、2005「日本の哺乳類 改定版」)。
しかも、一見しただけでは区別がつかないそうで(チョウセンイタチの方が大きいようですが)、正確な分布が把握できなくなっているそうです。
このため、チョウセンイタチ=外来種 と勘違いしている人もいるようです。
・国立環境研究所 侵入生物データベース:チョウセンイタチ
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10180.html
対馬ではほぼ全域に生息しているのではないかと思いますが、どちらかというと南の方に多いような気がします(多分きちんとした調査はないのではと思います)。
特に、上県町などでは、ヤマネコやテンよりも見る機会は少ないのではないでしょうか。
沢をよく利用しているようなので、目につきにくいのかもしれません。
本州などだと、イタチはずる賢く、テンは臆病で目につきにくいというイメージがあるようです。
対馬だと逆ですよね。
チョウセンイタチはツシマテンと同じような体色をしていますが、ツシマテン(体重1kgちょっと)よりも小さく、さらにメスの体重(約400g)はオスの半分程度で、鼻の周りが白いのが特徴です。
ツシマテンはぴょこぴょこ走る感じですが、チョウセンイタチはシュルシュルっと走っていくような感じです(わかるでしょうか?)。
ツシマヤマネコは完全な肉食ですが、ツシマテンは果実をよく利用しています。
チョウセンイタチも果実を利用するようですが、昆虫やムカデなど、肉食の割合が高いようです。
生態系の上位にいる食肉目3種が島に生息しているというのは、結構珍しい事のようです。
対馬にはそれだけの種を維持できる豊かな環境が、高い生物多様性があるという事なのだと思います。
3種を一緒に調査できればもっとよくわかるのでしょう。
また、ツシマテンやチョウセンイタチを調べることで、ツシマヤマネコを増やしていくための方法も見つかるのかもしれません。
もっとチョウセンイタチにも興味をもってもらえたらいいなぁと思います。
対馬に生息する在来の食肉目の動物は、ツシマヤマネコとツシマテン、そしてチョウセンイタチの3種です。
ツシマヤマネコとツシマテンは、文化財保護法で国の天然記念物に指定されていますが、チョウセンイタチは指定されていません。
しかし、環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種(NT)「存続基盤が脆弱な種」になっています。
チョウセンイタチ(学名:Mustela sibirica coreana)は、世界的にみるとかなり広く分布しており、「タイリクイタチ」や「シベリアイタチ」とも呼ばれる事があるようですが(和名をシベリアイタチとした方がよいという人もいるようです)、日本での自然分布は対馬だけです。
対馬(島)という限られたにいるため、準絶滅危惧種になっているのだと思います。
ただし、「自然分布は」と書いたのは、本州西部や四国・九州やその周辺の島に、大陸から移入した(させられた?)らしいチョウセンイタチいるからです。
そして、そういった地域には在来種のイタチ(Mustela itatsi )がいて、近年は外来種であるチョウセンイタチが優勢になったせいで山間部に追いやられているのだそうです(阿部ら、2005「日本の哺乳類 改定版」)。
しかも、一見しただけでは区別がつかないそうで(チョウセンイタチの方が大きいようですが)、正確な分布が把握できなくなっているそうです。
このため、チョウセンイタチ=外来種 と勘違いしている人もいるようです。
・国立環境研究所 侵入生物データベース:チョウセンイタチ
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10180.html
対馬ではほぼ全域に生息しているのではないかと思いますが、どちらかというと南の方に多いような気がします(多分きちんとした調査はないのではと思います)。
特に、上県町などでは、ヤマネコやテンよりも見る機会は少ないのではないでしょうか。
沢をよく利用しているようなので、目につきにくいのかもしれません。
本州などだと、イタチはずる賢く、テンは臆病で目につきにくいというイメージがあるようです。
対馬だと逆ですよね。
チョウセンイタチはツシマテンと同じような体色をしていますが、ツシマテン(体重1kgちょっと)よりも小さく、さらにメスの体重(約400g)はオスの半分程度で、鼻の周りが白いのが特徴です。
ツシマテンはぴょこぴょこ走る感じですが、チョウセンイタチはシュルシュルっと走っていくような感じです(わかるでしょうか?)。
ツシマヤマネコは完全な肉食ですが、ツシマテンは果実をよく利用しています。
チョウセンイタチも果実を利用するようですが、昆虫やムカデなど、肉食の割合が高いようです。
生態系の上位にいる食肉目3種が島に生息しているというのは、結構珍しい事のようです。
対馬にはそれだけの種を維持できる豊かな環境が、高い生物多様性があるという事なのだと思います。
3種を一緒に調査できればもっとよくわかるのでしょう。
また、ツシマテンやチョウセンイタチを調べることで、ツシマヤマネコを増やしていくための方法も見つかるのかもしれません。
もっとチョウセンイタチにも興味をもってもらえたらいいなぁと思います。
2012年9月21日金曜日
9月のカヤネズミ
少しずつ涼しくなってきました。
9月のカレンダーですが、風景だけではなく、左下にはススキと一緒にカヤネズミがいます。
カヤネズミ(学名 Micromys minutus)は日本で一番小さなネズミです。
(世界最小のネズミはアフリカ南部に生息するコビトハツカネズミ Mus minutoides だそうです)
日本では本州(太平洋側は福島県以南、日本海側は石川県以南)、四国、九州(対馬も)、隠岐や淡路といった島にも生息しているそうです。
皆さんはススキやチガヤなどの中に葉っぱが丸まったものを見かけた事はありませんか?
鳥の巣だと思っているものでもカヤネズミの巣かもしれません。
カヤネズミの繁殖期は関東だと夏、九州などでは春(~初夏)と秋(~初冬)の2回あるのだそうですが、この時にススキなどの葉を使って繁殖用の巣を作り、この中で出産・子育てをします。
1回の繁殖期に複数回出産し、1回の出産で5頭前後の子を産むそうです。
・神奈川県立生命の星・地球博物館 自然科学のとびら10巻4号:最小のネズミ「カヤネズミ」
http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/10-4/yamaguchi.html
・東京ズーネット うごく!動物図鑑:カヤネズミの巣作り(動画)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0302_03/index.html
・NHK for School:カヤネズミの巣作り(動画)
http://cgi2.nhk.or.jp/school/search/freeword.cgi?kw=%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%AE%E5%B7%A3%E4%BD%9C%E3%82%8A&cat=c
この時期のカヤネズミは子育て中で、巣には触れず、遠くから優しく見守って下さい と、全国カヤネズミ・ネットワーク(カヤネット)が呼びかけています。
このHPにはカヤネズミの色々な情報が掲載されていますし、営巣の情報も集めているので、巣を見かけた方は報告してはいかがでしょうか。
・全国カヤネズミ・ネットワーク
http://kayanet-japan.com/
9月のカレンダーですが、風景だけではなく、左下にはススキと一緒にカヤネズミがいます。
カヤネズミ(学名 Micromys minutus)は日本で一番小さなネズミです。
(世界最小のネズミはアフリカ南部に生息するコビトハツカネズミ Mus minutoides だそうです)
日本では本州(太平洋側は福島県以南、日本海側は石川県以南)、四国、九州(対馬も)、隠岐や淡路といった島にも生息しているそうです。
皆さんはススキやチガヤなどの中に葉っぱが丸まったものを見かけた事はありませんか?
鳥の巣だと思っているものでもカヤネズミの巣かもしれません。
カヤネズミの繁殖期は関東だと夏、九州などでは春(~初夏)と秋(~初冬)の2回あるのだそうですが、この時にススキなどの葉を使って繁殖用の巣を作り、この中で出産・子育てをします。
1回の繁殖期に複数回出産し、1回の出産で5頭前後の子を産むそうです。
・神奈川県立生命の星・地球博物館 自然科学のとびら10巻4号:最小のネズミ「カヤネズミ」
http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/10-4/yamaguchi.html
・東京ズーネット うごく!動物図鑑:カヤネズミの巣作り(動画)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0302_03/index.html
・NHK for School:カヤネズミの巣作り(動画)
http://cgi2.nhk.or.jp/school/search/freeword.cgi?kw=%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%AE%E5%B7%A3%E4%BD%9C%E3%82%8A&cat=c
この時期のカヤネズミは子育て中で、巣には触れず、遠くから優しく見守って下さい と、全国カヤネズミ・ネットワーク(カヤネット)が呼びかけています。
このHPにはカヤネズミの色々な情報が掲載されていますし、営巣の情報も集めているので、巣を見かけた方は報告してはいかがでしょうか。
・全国カヤネズミ・ネットワーク
http://kayanet-japan.com/
2012年9月13日木曜日
環境省レッドリストとツシマクロアカコウモリ
前回↓から少々日が経ってしまいましたが、続きです。
今回の改定で私が注目したのは「ツシマクロアカコウモリ」でした。
第3次で情報不足(DD:Data Deficient)にされていたのが、第4次では「クロアカコウモリ」として絶滅危惧ⅠA類になっていたからです。
理由は2つ。
1)ツシマクロアカコウモリの「ツシマ」がなくなっている事:対馬固有ではない?
2)情報不足としていたものが絶滅危惧ⅠA類になっている事:新しい情報が得られた?
東海大出版会から出ている「日本の哺乳類」(監修:阿部永、1994年発行)の改定版(2005年発行)では、クロアカコウモリ Myotis formosus として以下のように書かれています。
・日本では対馬だけから知られ、まだ10頭以下の採集記録しかない。
・朝鮮半島産とともに、他地域とは異なる亜種ツシマクロアカコウモリ(M. f. tsuensis)と考える研究者もいる。
・環境省のレッドリストでDDとされているが、これは日本で唯一の採取記録のある対馬での発見場所やその状態から、そこでの繁殖が疑われているからである。したがって、朝鮮半島より対馬に時々迷って帰来する、いわゆる「迷蝠」だとする意見もある。
どうやら1)については、「対馬のクロアカコウモリ」という亜種があるという説は一般的ではないようです。
(そしてこの亜種とする説でも、「対馬の」とは言っても朝鮮半島とは同じ亜種で、対馬固有ではないということですね。)
2)についてですが、2007年に「哺乳類科学」(哺乳類学会の和文誌)に「対馬のコウモリ類」(河合久仁子ら)という報告が出ており、2006年に上対馬町と厳原町のそれぞれで雌雄1組の計4個体を確認したそうです。
これにより、「現在でも対馬に生息している可能性が高まった」が「生息している個体は少ないと言えるだろう」としています。
この情報を元にDDから絶滅危惧ⅠA類になったのではないかと思います。
第3次で情報不足(DD:Data Deficient)にされていたのが、第4次では「クロアカコウモリ」として絶滅危惧ⅠA類になっていたからです。
理由は2つ。
1)ツシマクロアカコウモリの「ツシマ」がなくなっている事:対馬固有ではない?
2)情報不足としていたものが絶滅危惧ⅠA類になっている事:新しい情報が得られた?
東海大出版会から出ている「日本の哺乳類」(監修:阿部永、1994年発行)の改定版(2005年発行)では、クロアカコウモリ Myotis formosus として以下のように書かれています。
・日本では対馬だけから知られ、まだ10頭以下の採集記録しかない。
・朝鮮半島産とともに、他地域とは異なる亜種ツシマクロアカコウモリ(M. f. tsuensis)と考える研究者もいる。
・環境省のレッドリストでDDとされているが、これは日本で唯一の採取記録のある対馬での発見場所やその状態から、そこでの繁殖が疑われているからである。したがって、朝鮮半島より対馬に時々迷って帰来する、いわゆる「迷蝠」だとする意見もある。
どうやら1)については、「対馬のクロアカコウモリ」という亜種があるという説は一般的ではないようです。
(そしてこの亜種とする説でも、「対馬の」とは言っても朝鮮半島とは同じ亜種で、対馬固有ではないということですね。)
2)についてですが、2007年に「哺乳類科学」(哺乳類学会の和文誌)に「対馬のコウモリ類」(河合久仁子ら)という報告が出ており、2006年に上対馬町と厳原町のそれぞれで雌雄1組の計4個体を確認したそうです。
これにより、「現在でも対馬に生息している可能性が高まった」が「生息している個体は少ないと言えるだろう」としています。
この情報を元にDDから絶滅危惧ⅠA類になったのではないかと思います。
環境省は今回公表した第4次レッドリストに基づいて、改定版レッドデータブックを2014(平成26) 年に発行予定とのことですので、詳細はここに書かれるのでしょう。
早く出てほしいですね。
ちなみに小型のコウモリ類は洞窟をねぐらとして利用するものも多いのですが、クロアカコウモリは森林(樹洞、樹冠、樹皮下など)を利用している可能性が高いそうです。
森の中でコウモリが飛んでいたら、クロアカコウモリかもしれませんよ。
・NHK ダーウィンがきた!:第55回「黄金コウモリ大発見」(韓国のクロアカコウモリ)
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program055.html
早く出てほしいですね。
ちなみに小型のコウモリ類は洞窟をねぐらとして利用するものも多いのですが、クロアカコウモリは森林(樹洞、樹冠、樹皮下など)を利用している可能性が高いそうです。
森の中でコウモリが飛んでいたら、クロアカコウモリかもしれませんよ。
・NHK ダーウィンがきた!:第55回「黄金コウモリ大発見」(韓国のクロアカコウモリ)
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program055.html
2012年9月5日水曜日
環境省レッドリストの改定
環境省版レッドリストの最新版が公表されました。
・環境省報道発表資料:第4次レッドリストの公表について(お知らせ)
レッドリストというのは絶滅のおそれのある野生生物のリストのことで、初めて作成したのは国際自然保護連合(IUCN)で、1996年のことでした。
以来、色々な国や地域で、色々な団体がレッドリストを作成しています。
・IUCN日本委員会:IUCNレッドリスト(日本のレッドリストについても書かれています)
日本では1989年に日本自然保護協会(NACS-J)と世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が「我が国における保護上重要な植物種の現状」という植物のレッドデータブック(レッドリストに基づいて生息状況などを取りまとめた本)を発行したのが最初です。
環境省の初めてのレッドリストは、1986(S.61)年から行った調査の結果を踏まえて1991(H.3)年に発行した環境省版レッドデータブック「日本の絶滅のおそれのある野生生物-脊椎動物編」及び「日本の絶滅のおそれのある野生生物-無脊椎動物編」です。
今回公表されたのはその最新改定版で、前回の第3次レッドリスト公表からは5年ほど経っています。
レッドリストのカテゴリー(ランク)は最初の頃とは少し変わっていますが、ツシマヤマネコは当初より絶滅の恐れがもっとも高いランクに入れられています。
第3次、第4次の分け方だと、絶滅危惧ⅠA類(CR:Critically Endangered)の「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」で、個体数が極めて少ないとか減少しているとか、情報が極めて少ないとかいった判定基準に基づいています。
・環境省レッドリストカテゴリーと判定基準(2012)
今回の改定では、ニホンカワウソや九州のクマが絶滅とされたことなどが大きく取り上げられましたが、私が注目したのは第3次で情報不足(DD:Data Deficient)にされていた「ツシマクロアカコウモリ」。
第4次では「クロアカコウモリ」として絶滅危惧ⅠA類になっていました。
これはなぜだろうとTwitterでつぶやいて、前回のブログのコメント欄にご意見いただいたのですが・・・
・2012年8月26日投稿「薬かけ」
長くなってしまったのでこの続きは次回に!
2012年8月12日日曜日
コブノメイガ
松本さんの投稿に出てきた「コブノメイガ」、気になったので調べてみました。
チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科で学名はCnaphalocrocis medinalis。
ちなみにチョウ目ですが、以前は鱗翅目(りんしもく)と呼ばれていたものです。
同様に直翅(ちょくし)目はバッタ目、蜻蛉(せいれい)目はトンボ目などと呼ばれるようになっています。
さて、このコブノメイガ、日本全国で見られるようなのですが、10度以下になると死滅するため九州以北での越冬は不可能で、中国南部から毎年梅雨時期に飛来して、水田で数世代増殖するそうです。
・みんなの農業広場:営農相談コーナー
http://www.jeinou.com/consultation/qa/rice_farming/2011/06/28/153300.html
そのためかコブノメイガが発生する頻度は西日本各地、北陸、東北の日本海側で高く、九州地方の被害が多いのだそうです。
松本さんの話では、年によって発生する量にかなりの違いがあるようです。
調べていくと、色々な県で病害虫防除のための情報をたくさん出しているのがわかりました。
長崎県だと病害虫防除所というのがあるのだそうです。
・長崎県病害虫防除所:平成24年度病害虫発生予報第4報(平成24年7月18日)
http://www.jppn.ne.jp/nagasaki/pdf/24yoho/24yoho04.pdf
・長崎県病害虫防除所:平成24年度病害虫発生予察防除情報第9号(平成24年7月18日)
http://www.jppn.ne.jp/nagasaki/pdf/24bojo/24bojo09.pdf
・佐賀県営農支援情報、病害虫診断支援-水稲 全体症状と防除対策:コブノメイガ
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/shigoto/nogyo/nougyoushikensenta/kenkyu/nouse/by/by2.php?sa=ine&bg=kob
コブノメイガだけでなく、たくさんの情報が出ていました。
こういった中から目的の情報を探すのは結構大変のような気がします。
こういう情報は、どのぐらい農家の方々に届いているのでしょう?
対馬の蛾についてはこちらにまとまっていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
・WEB図鑑 対馬の蛾類
http://yohbo.main.jp/moth_zukan/moth_zukan.html
チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科で学名はCnaphalocrocis medinalis。
ちなみにチョウ目ですが、以前は鱗翅目(りんしもく)と呼ばれていたものです。
同様に直翅(ちょくし)目はバッタ目、蜻蛉(せいれい)目はトンボ目などと呼ばれるようになっています。
さて、このコブノメイガ、日本全国で見られるようなのですが、10度以下になると死滅するため九州以北での越冬は不可能で、中国南部から毎年梅雨時期に飛来して、水田で数世代増殖するそうです。
・みんなの農業広場:営農相談コーナー
http://www.jeinou.com/consultation/qa/rice_farming/2011/06/28/153300.html
そのためかコブノメイガが発生する頻度は西日本各地、北陸、東北の日本海側で高く、九州地方の被害が多いのだそうです。
松本さんの話では、年によって発生する量にかなりの違いがあるようです。
調べていくと、色々な県で病害虫防除のための情報をたくさん出しているのがわかりました。
長崎県だと病害虫防除所というのがあるのだそうです。
・長崎県病害虫防除所:平成24年度病害虫発生予報第4報(平成24年7月18日)
http://www.jppn.ne.jp/nagasaki/pdf/24yoho/24yoho04.pdf
・長崎県病害虫防除所:平成24年度病害虫発生予察防除情報第9号(平成24年7月18日)
http://www.jppn.ne.jp/nagasaki/pdf/24bojo/24bojo09.pdf
・佐賀県営農支援情報、病害虫診断支援-水稲 全体症状と防除対策:コブノメイガ
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/shigoto/nogyo/nougyoushikensenta/kenkyu/nouse/by/by2.php?sa=ine&bg=kob
コブノメイガだけでなく、たくさんの情報が出ていました。
こういった中から目的の情報を探すのは結構大変のような気がします。
こういう情報は、どのぐらい農家の方々に届いているのでしょう?
対馬の蛾についてはこちらにまとまっていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
・WEB図鑑 対馬の蛾類
http://yohbo.main.jp/moth_zukan/moth_zukan.html
2012年7月9日月曜日
7月のツシマテン
対馬のいきものたちのカレンダー、左下にも色々な動物が潜んでいますが、7月はツシマテンです。
「ツシマ」と名がつくツシマテン。
学名はMartes melampus tsuensis で、本州・四国・九州にいるホンドテンMartes melampus melampus とは種のレベルでは同じなのですが、対馬の固有亜種とされています。
このため、学術上貴重であるとの理由で国の天然記念物に指定されています。
・文化庁 国指定文化財等データベース:ツシマテン
全国的にも世界的にも対馬にしかいないのですから、貴重ではありますが、対馬ではどこでもよく見られますし、人家の屋根裏に入り込んだりするので、厄介者扱いされる事も多いようです。
ツシマテンに限らず、昔はテンの毛皮は防寒具としてよく利用されていたようですが、こういう時の毛皮は黄色。
冬毛の黄色い姿の方が有名かもしれませんが、夏になるとこんなに黒くなります。
この写真はまだ小さいツシマテンのようですね。
ツシマテンは夏に交尾するのですが、受精卵がすぐには着床せず(着床遅延)、出産するのは春先で、一度に生まれるのは1~2頭だと言われています。
2012年7月1日日曜日
7月のカレンダーはゲンジボタル
今年も半年が過ぎ、7月になりました。
7月になると夏到来というイメージがあり、今日が海開きのところも多いようですが、梅雨があけているのは沖縄と奄美だけですよね。
今月のカレンダーはゲンジボタルです。
ゲンジボタル(学名 Luciola cruciata)は本州・四国・九州とその周辺の島々に分布していて、日本では一番一般的だとされるホタルではないかと思います。
対馬でも全島的に生息しているようですが、川辺に産み付けられた卵からかえったあと、幼虫は川の中でカワニナ(巻貝)などを食べて生活するので、餌が多くいるきれいな川でなければうまく育たないのだそうです。
幼虫は春過ぎに上陸してさなぎになり、そして初夏のこの時期に羽化して飛び立ち、我々の目を楽しませてくれるのですが、成虫になってからは何も食べず、10日ぐらいで死んでしまうのだとか。
最近は川が汚れて十分な餌がとれなくなったり、コンクリートなどで護岸された事によってうまく上陸できなかったりして、ホタルが見られるところは減ってきているようです。
また、ゲンジボタルが光るのは繁殖相手を探すためですが、周辺に明りが多すぎるとうまく相手を見つけられないらしく、人工的な明かりが多すぎるのも減少の要因だそうです。
ゲンジボタルを見つけたら、そこにはホタルが暮らしてきた川があり、色々な生き物が近くにいる事も思い出してほしいなと思います。
対馬にはゲンジボタルのほかに、ヘイケボタル・ツシマヒメボタル・アキマドボタル・オバボタルと、5種のホタルが生息しています。
オバボタルは6月、アキマドボタルは9~10月に見られるホタルですが、それ以外はこの時期に見られるそうですから、夕涼みがてら探してみてはいかがでしょうか。
7月になると夏到来というイメージがあり、今日が海開きのところも多いようですが、梅雨があけているのは沖縄と奄美だけですよね。
今月のカレンダーはゲンジボタルです。
ゲンジボタル(学名 Luciola cruciata)は本州・四国・九州とその周辺の島々に分布していて、日本では一番一般的だとされるホタルではないかと思います。
対馬でも全島的に生息しているようですが、川辺に産み付けられた卵からかえったあと、幼虫は川の中でカワニナ(巻貝)などを食べて生活するので、餌が多くいるきれいな川でなければうまく育たないのだそうです。
幼虫は春過ぎに上陸してさなぎになり、そして初夏のこの時期に羽化して飛び立ち、我々の目を楽しませてくれるのですが、成虫になってからは何も食べず、10日ぐらいで死んでしまうのだとか。
最近は川が汚れて十分な餌がとれなくなったり、コンクリートなどで護岸された事によってうまく上陸できなかったりして、ホタルが見られるところは減ってきているようです。
また、ゲンジボタルが光るのは繁殖相手を探すためですが、周辺に明りが多すぎるとうまく相手を見つけられないらしく、人工的な明かりが多すぎるのも減少の要因だそうです。
ゲンジボタルを見つけたら、そこにはホタルが暮らしてきた川があり、色々な生き物が近くにいる事も思い出してほしいなと思います。
対馬にはゲンジボタルのほかに、ヘイケボタル・ツシマヒメボタル・アキマドボタル・オバボタルと、5種のホタルが生息しています。
オバボタルは6月、アキマドボタルは9~10月に見られるホタルですが、それ以外はこの時期に見られるそうですから、夕涼みがてら探してみてはいかがでしょうか。
2012年6月22日金曜日
続・沖縄のツシマヤマネコ
前回に引き続き、ツシマヤマネコ「ごくう」がいる沖縄こどもの国のご紹介です。
・沖縄こどもの国
http://www.kodomo.city.okinawa.okinawa.jp/
ごくうの隣には、アムールヤマネコの「むさし」「みずき」がいました。
ツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種で、学名はPrionailurus bengalensis euptilurusです。
日本にはツシマヤマネコしかいないため、この学名に対応する和名は「ツシマヤマネコ」ですが、大陸にも同じ亜種が生息しており、アムールヤマネコと呼んで区別されます。
(上の写真の看板ではアムールヤマネコの学名がFelis bengalensis euptilura となっていますが、最近はPrionailurus bengalensis euptilurus がよく用いられるそうで、環境省もこれを使っています)
←むさし
むさしもみずきもツシマヤマネコだと言われたら信じてしまうでしょう。
むさしとみずきは井の頭自然文化園から来たそうです。
井の頭自然文化園にもツシマヤマネコとアムールヤマネコがいますので、機会があったらぜひ見比べてみてください。
・井の頭自然文化園
-------番外編-------
![]() |
| ヤマネコたちのお向かいはクマでした |
![]() |
| ヤマネコたちの奥のタヌキ(顔が・・・) |
2012年4月1日日曜日
4月のカレンダー
4月になりました。いよいよ春本番ですね。
対馬のいきものたちのカレンダーにも青々とした木々が。
その中にコウライウグイスがいます。
学名は「Oriolus chinensis」で、種小名(学名の後半、属名の後についているもので、この場合chinensis)に「中国の」というのが付いていますが、中国だけではなくロシアからフィリピンやインドなどに広く分布しているようです。
でも、日本には渡りの途中に稀に飛来する事があるという程度のようです。
こういう珍しい鳥が見られるというのが対馬のすごいところ。
今月下旬から来月中旬ぐらいまで、全国からたくさんの野鳥愛好家が対馬を訪れるでしょう。
・対馬観光物産協会:対馬の野鳥
http://www.tsushima-net.org/nature/bird.php
カレンダーの写真、もっとちゃんと見たい!という方はこちらでどうぞ。
他にもたくさんの写真がありますよ。
・対馬野鳥図鑑
http://kacchell-tsushima.net/bird/index.htm
対馬のいきものたちのカレンダーにも青々とした木々が。
その中にコウライウグイスがいます。
学名は「Oriolus chinensis」で、種小名(学名の後半、属名の後についているもので、この場合chinensis)に「中国の」というのが付いていますが、中国だけではなくロシアからフィリピンやインドなどに広く分布しているようです。
でも、日本には渡りの途中に稀に飛来する事があるという程度のようです。
こういう珍しい鳥が見られるというのが対馬のすごいところ。
今月下旬から来月中旬ぐらいまで、全国からたくさんの野鳥愛好家が対馬を訪れるでしょう。
・対馬観光物産協会:対馬の野鳥
http://www.tsushima-net.org/nature/bird.php
カレンダーの写真、もっとちゃんと見たい!という方はこちらでどうぞ。
他にもたくさんの写真がありますよ。
・対馬野鳥図鑑
http://kacchell-tsushima.net/bird/index.htm
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