7月になると夏到来というイメージがあり、今日が海開きのところも多いようですが、梅雨があけているのは沖縄と奄美だけですよね。
今月のカレンダーはゲンジボタルです。
ゲンジボタル(学名 Luciola cruciata)は本州・四国・九州とその周辺の島々に分布していて、日本では一番一般的だとされるホタルではないかと思います。
対馬でも全島的に生息しているようですが、川辺に産み付けられた卵からかえったあと、幼虫は川の中でカワニナ(巻貝)などを食べて生活するので、餌が多くいるきれいな川でなければうまく育たないのだそうです。
幼虫は春過ぎに上陸してさなぎになり、そして初夏のこの時期に羽化して飛び立ち、我々の目を楽しませてくれるのですが、成虫になってからは何も食べず、10日ぐらいで死んでしまうのだとか。
最近は川が汚れて十分な餌がとれなくなったり、コンクリートなどで護岸された事によってうまく上陸できなかったりして、ホタルが見られるところは減ってきているようです。
また、ゲンジボタルが光るのは繁殖相手を探すためですが、周辺に明りが多すぎるとうまく相手を見つけられないらしく、人工的な明かりが多すぎるのも減少の要因だそうです。
ゲンジボタルを見つけたら、そこにはホタルが暮らしてきた川があり、色々な生き物が近くにいる事も思い出してほしいなと思います。
対馬にはゲンジボタルのほかに、ヘイケボタル・ツシマヒメボタル・アキマドボタル・オバボタルと、5種のホタルが生息しています。
オバボタルは6月、アキマドボタルは9~10月に見られるホタルですが、それ以外はこの時期に見られるそうですから、夕涼みがてら探してみてはいかがでしょうか。
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