先日(14日)、田ノ浜の田んぼを見てきました。
オーナー田(オーナーさんのお米を育てている田んぼ)の前には、オーナーさんのお名前が書かれた札が立てられていました。
田んぼのオーナーさんは、関東の方が多いようです。
・田ノ浜とらやま共生米オーナー制度(2013年4月30日投稿)
http://240yamaneko.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
「歓迎 金田小学校」とあるのは、前日に長崎県が実施した小中学校を対象とした普及啓発事業の一環の田んぼの生き物調査体験の名残のようです。
・長崎県報道資料「対馬下島小中学生を対象としたツシマヤマネコ普及啓発事業の実施について」(PDF)
http://www.pref.nagasaki.jp/koho/hodo/upfile/20130705110455.pdf
・神宮自然農園ブログ「金田小学校の田んぼの生きもの調査」
http://shingunoen.exblog.jp/18607330/
オーナー田でどのような農薬や化学肥料が使われているかを書いたものもありました。
ここだけでなく、松本さんの田んぼもこのように通常使われる農薬、化学肥料を半分以下に抑えた「減農薬」栽培を行っています。
松本さんの投稿にも種もみの消毒に使用したとして登場した「タフブロック」が書かれています。
タフブロックは、「水稲への安全性はもとより、人畜、環境への悪影響が非常に少なく、微生物農薬であり農薬成分もカウントされないことから、減農薬米・特別栽培米の生産資材として最適」だそうです。
・お米づくり開始!:種もみの消毒(2012年4月21日投稿)
お米づくり開始!:種もみの消毒
・協友アグリ株式会社 製品情報:タフブロック
http://www.kyoyu-agri.co.jp/prod/category/21920.html
オーナー田の稲は、もう頭を垂れていました。
しかし、その奥の稲はまだ青々としています。
「田ノ浜ツシマヤマネコ共生農業実行委員会」代表の神宮さんに聞くと、これは品種の違いだそうです。
同じ日に田植えをしても、品種によって稲刈りの時期が違うのだと初めて知りました。
田ノ浜の他の田んぼでは、既に稲刈りが終わっているところもありました。
松本さんのお米ができるのが楽しみです♪
みなさんもぜひご賞味あれ!
お知らせ
★お知らせ
【2015年カレンダーは2種類!】A4ポスタータイプ(縦)と2013年までと同様のA4冊子タイプ(横、上開き)の2タイプです。全部がツシマヤマネコの写真です。
冊子タイプは間もなく完売です!
2013年9月19日木曜日
2013年9月6日金曜日
9月のカレンダーはツシマジカ
9月になり、少しずつ風がさわやかになってきたように感じるのは気のせいでしょうか。
(ご無沙汰してしまい、見えないはずの皆さんの目が冷たく感じられるのでしょうか・・・冷汗)
今月のカレンダーはツシマジカです。
ツシマジカは、2012年2月のカレンダーにも登場しています。
・2012年2月1日「2月のカレンダーはこれ!」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/02/2.html
この時は上半身(前半身?)のアップでしたが、今年のツシマジカは森の中に隠れている感じです。
ぱっと見ただけではどこにいるの?と思ってしまいますね。
シカは全国的に数が増え、大きな問題になっています。
その「害」は、餌として多くの植物を食べてしまう事です。
農作物や林業への被害の他に、最近注目されているのが自然植生への「害」です。
森林の更新を妨げたり、希少な植物の数を減らしたり、下層植生がなくなる事によって土砂災害を引き起こす可能性も指摘されています。
対馬でも、イノシシの影響と相まって、大きな問題の1つです。
かつては長崎県の天然記念物にも指定されていましたが、現在はこの指定も解除され、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)に基づいた、「特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画」が立てられ、個体数調整の対象になっています。
・長崎県鳥獣対策のコーナー:各種計画
http://www.n-nourin.jp/ah/sesaku/nouseika/tyoujyuu/planning.html
ただ、個体数調整の目的は絶滅や根絶ではありません。
特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画でも「シカ個体群の低密度化による安定的な維持を行い、人間とシカとの軋轢を解消しながら両者の共存を図ることを目的とする」と書かれています。
ツシマジカは、ニホンジカの亜種として Cervus nippon pulchellus という学名が使われる事もあるそうです(キュウシュウジカ Cervus nippon nippon と同じ亜種だとする説もあります)。
つまり、ずっと対馬で暮らしてツシマジカになったので、対馬以外に生息地はないわけです。
色々と問題はあり、それはそれで困るのですが、ツシマヤマネコだけでなくツシマジカも、そのほかの様々な動植物も、人も、ずっと暮らしていける対馬であってほしいなぁと思います。
(ご無沙汰してしまい、見えないはずの皆さんの目が冷たく感じられるのでしょうか・・・冷汗)
今月のカレンダーはツシマジカです。
ツシマジカは、2012年2月のカレンダーにも登場しています。
・2012年2月1日「2月のカレンダーはこれ!」
http://240yamaneko.blogspot.jp/2012/02/2.html
この時は上半身(前半身?)のアップでしたが、今年のツシマジカは森の中に隠れている感じです。
ぱっと見ただけではどこにいるの?と思ってしまいますね。
シカは全国的に数が増え、大きな問題になっています。
その「害」は、餌として多くの植物を食べてしまう事です。
農作物や林業への被害の他に、最近注目されているのが自然植生への「害」です。
森林の更新を妨げたり、希少な植物の数を減らしたり、下層植生がなくなる事によって土砂災害を引き起こす可能性も指摘されています。
対馬でも、イノシシの影響と相まって、大きな問題の1つです。
かつては長崎県の天然記念物にも指定されていましたが、現在はこの指定も解除され、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)に基づいた、「特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画」が立てられ、個体数調整の対象になっています。
・長崎県鳥獣対策のコーナー:各種計画
http://www.n-nourin.jp/ah/sesaku/nouseika/tyoujyuu/planning.html
ただ、個体数調整の目的は絶滅や根絶ではありません。
特定鳥獣(対馬のシカ)保護管理計画でも「シカ個体群の低密度化による安定的な維持を行い、人間とシカとの軋轢を解消しながら両者の共存を図ることを目的とする」と書かれています。
ツシマジカは、ニホンジカの亜種として Cervus nippon pulchellus という学名が使われる事もあるそうです(キュウシュウジカ Cervus nippon nippon と同じ亜種だとする説もあります)。
つまり、ずっと対馬で暮らしてツシマジカになったので、対馬以外に生息地はないわけです。
色々と問題はあり、それはそれで困るのですが、ツシマヤマネコだけでなくツシマジカも、そのほかの様々な動植物も、人も、ずっと暮らしていける対馬であってほしいなぁと思います。
2013年9月1日日曜日
米の出穂
久しぶりの投稿となりました。こちらは梅雨明け後、ほとんど雨が降ってませんでしたが、8月23~25日に雨が降り、月末にもかなり降りました。
27日に田んぼに行ったところ、穂が出ていました。葉はコブノメイガの食痕だらけなのに、ちゃんと穂が出てよかったです。(わかりずらい写真でしたね)↓
28日は田ノ浜の他の田んぼでソバの種まきをしました。前日に、事前に刈っておいた草を焼き、神宮さんにトラクターで耕してもらいました。
27日に田んぼに行ったところ、穂が出ていました。葉はコブノメイガの食痕だらけなのに、ちゃんと穂が出てよかったです。(わかりずらい写真でしたね)↓
毎年、神宮さんから「センニンソウの花が三分咲きになったらソバ種をまく」と聞いています。今年はあまり見かけません。と思っていたら、中山で見つけました。
この写真ではよく咲いてますが、まだつぼみのほうが多かったです。夏が暑かったので、
少し遅くなったのでしょうか。
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